電車旅行の楽しさには、新幹線や特急列車だけでなく、地方の路線も含まれます。
伊豆箱根鉄道駿豆線は、静岡県の三島駅から修善寺駅へと続く美しい景色を楽しめる路線です。
車窓からは綺麗な富士山も、お天気が良ければ見る事ができます。
部活動の大きなバッグを持った学生さん達が、楽しそうにおしゃべりしながら電車に乗ってきました。
昔の自分に当てはめて、懐かしさが胸によみがえります。
そんな通勤や通学で利用される電車の中で旅行気分を味わうことで、普段の喧騒を忘れてリフレッシュすることができます。
観光客で賑わう熱海と富士山が綺麗に見える修善寺へ行ってみませんか。
熱海と伊豆箱根鉄道駿豆線に乗って修善寺へ
- 昔の熱海 今の熱海 熱海の変化
- 観光客であふれる熱海駅
- 仲見世商店街と平和通り商店街
- 熱海から三島を経由して修善寺へ
- 修善寺温泉
- 伊豆マリオットホテル修善寺
- クラブラウンジ
- 温浴施設
- オールディダイニングで朝食
昔の熱海 今の熱海 熱海の変化
以前は、新婚旅行や社員旅行や団体旅行の行先で候補に出てくる有名な観光地・熱海。
新幹線も停車し、リゾートホテルが立ち並ぶバブル期を知っている還暦世代にとって
バブル崩壊した後の朽ちたホテルの様子をテレビで観た人は、多いでしょう。
数年前には土石流災害が発生し、大々的に報道された事も記憶にあります。
観光客であふれる熱海駅
新幹線に乗っても通り過ぎていたJR熱海駅に、数十年ぶりに降りました。
駅前は綺麗に整備されており、足湯もありました。
若い人に加え海外の観光客の姿も数多く見られました。
ホテルに行く前に駅前温泉に行きたかったのですが、時間が14時~ということで今回は時間が合わず断念しました。
【熱海駅前温泉浴場】熱海駅から一番近い温泉で、地元の方々にも愛されている所です。
昔ながらの風情ある、湯は熱めの温泉とのこと。
今どきの大浴場もいいですが、時には昭和時代にタイムスリップして当時を思い出す旅の一コマになりそうです。
仲見世商店街と平和通り商店街
熱海駅から徒歩2分程の所に仲見世商店街と平和通り商店街があります。
アーケードになっており、道の途中にはベンチも多くあるので、食べ歩きにはもってこいです。
月曜日だったのですが、とにかく人が多い。
若い男性グループやカップル、海外の観光客と、ここは渋谷?原宿?と思う位の人混みを抜けて、お目当ての店へ向かいます。
昼食は寿司の磯丸仲見世店に行きました。
こちらのお店は平和通り商店街にもあります。平和通り商店街がメイン通りなのか人が物凄く多く
どの店も行列だらけ。仲見世商店街の方が穴場かもしれません。
食べ歩きをしようと次に向かったのは四角い形が珍しい熱海SQUAREシュークリームです。
イチゴ味と期間限定のレアチーズを買いました。
途中、コスタコーヒーが飲めるベーカリーで小休憩。もっと食べ歩きをしようと思っていましたが、若い人に比べると胃の許容量も限界に近づいてきました。
鯵の唐揚げや熱海プリン、ばたーあんパンなど美味しそうな物があちこちに。
鯵の唐揚げは、東名高速道路の海老名パーキングや小田原駅隣接の商業施設[ミナカ]の中にもお店があり、こちらでも食べられます。
今回のお宿は熱海ではなく、修善寺です。
熱海は途中ランチで立ち寄っただけでした。お土産屋の方に「どちらにお泊りですか?」と聞かれ修善寺ですと言うと、すごく残念そうでした。
昼間はかなり賑わっているそうですが、商店街は閉まる時間が早く夜は閑散としていると。
都心からも近いため日帰りか旅行の途中に立ち寄るパターンが多いのでしょうか。
ひと昔前は夜の繁華街を歩くのも温泉地の姿でしたが、最近は安価な宿も若者に人気があるらしく、夜は宿で楽しむ傾向があるのでしょうか。
熱海から三島を経由して修善寺へ
JR三島駅から伊豆箱根鉄道駿豆線に乗って修善寺へ向かいます。
途中、学生さんがたくさん乗ってきて、温泉地へ行くというより学校に通っている感じがします。
伊豆箱根鉄道駿豆線はSuicaなどの電子マネーは使えません。
JR三島駅で一旦外に出て、切符を買って駿豆線の改札口に入ります。
特急踊り子やサフィール踊り子に乗って修善寺まで向かう場合は、そんな心配はいりません。
修善寺温泉
静岡県伊豆市にあり、伊豆半島で最も歴史がある温泉です。日本百名湯に熱海温泉、伊東温泉と共に名を連ねています。
海は見えませんが桂川や地名の由来といわれている『修禅寺』など情緒あふれる落ち着いた温泉地です。
修禅寺は令和4年に放送されたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出てくる源頼朝の弟の源範頼が幽閉された場所とされています。
修善寺への旅は、都心からもアクセスがしやすく、自然豊かな風景を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
三島から伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り、道中の景色や雰囲気を楽しみながら、修善寺での散策や温泉など、非日常の体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
伊豆マリオットホテル修善寺
修善寺駅から伊豆マリオットホテルまでは無料の送迎バスがあります。
ここで注意が必要です。
電車の到着時刻によっては、バスとの接続時間が短い場合があります。
送迎バスをご利用の際は、以下の事をご注意ください。
①電車は前寄りの車両に乗る
②バスの時刻表を前もって確認しておく…ホテル公式サイト、アクセス項目参照
③バス停を前もって確認しておく・・・修善寺駅南口 バス停番号8 から出発
当日もバス停の場所が分からなかったと言われていた方がいらっしゃり、発車直後に走って来られたので、事前の確認は必須です。
駅前バスロータリーを出て川を渡り、暫く町中を走っていきます。途中右折すると山の中をくねくね登って約25分ほどでホテルのエントランスに到着です。
スタッフの方が笑顔で迎えて下さり、レセプションまで案内していただきます。
今回は無料宿泊特典を利用しました。
近年の物価上昇で宿泊代も高騰する中、この特典はありがたいです。
和洋室タイプに露天風呂付客室やワンちゃんと泊まれるお部屋もあります。
クラブラウンジ
マリオットボンボイのアンバサダー・チタン・プラチナ会員が利用できます。
15時~アルコール提供があるのは、珍しいと思いました。
お酒好きの方は嬉しいですね。
お食事やお酒(ノンアルコールもあり)お子さんにはポップコーンを作る機械もあり、味もいろいろアレンジできました。
2018年に来た時には無かったラウンジが今回は利用できるということで、温泉に入る前に行くことに。
シャンパン、カクテル、ビール、ソフトドリンク等々、リクエストするとスタッフの方がモクテルなど、好みのものを作ってくださいます。
チップスに付けるアボカドとワサビのディップが美味しかったです。やっぱり静岡ですね。
温浴施設
こちらのホテルは温泉スパ大浴場があり、内湯と水着を着て入るエリアと岩盤浴があります。
露天風呂はありませんが、マリオットホテルの宿泊者は、お隣のホテルラフォーレ修善寺の温泉を無料で利用できます。
歩くには少し距離があるので、車で行かれた方が便利です。
オールディダイニングで朝食
朝食はホテル2階のカジュアルレストラン・オールディダイニングで、いただきます。
ブッフェ形式ですが、卵料理専門のエッグステーションがあり、地元の食材桜えびを入れたオムレツをお願いしました。
緑茶をお願いしたら、こんなに素敵なティープレスで提供してくださいました。
チェックアウトする前にもう一度ラウンジでティータイム。
この日はお天気も良くラウンジから富士山も綺麗に見えました。
伊豆箱根鉄道駿豆線はSuica使えず・タッチ決済導入決定のまとめ
伊豆箱根鉄道駿豆線を利用する際、Suicaなどの交通系ICカードは使用できません。
一般的な都市部の電車に比べると、支払い方法に制約があるかもしれませんが、その分独特の雰囲気や風情を楽しむことができます。
しかし、近年ではタッチ決済の導入も進んでおり、支払いの便利さが向上しています。
伊豆箱根鉄道駿豆線はSuicaなどの電子マネーは使えません。
JR三島駅で一旦外に出て、切符を買って駿豆線の改札口に入ります。
特急踊り子やサフィール踊り子に乗って修善寺まで向かう場合は、そんな心配はいりません。
電車旅行を楽しむ際には、事前に支払い方法や乗り換えの情報なども調べておくと安心です。
伊豆箱根鉄道駿豆線を通じて修善寺への旅を満喫するために、タッチ決済などの新しいサービスも上手に活用して、思い出に残る素敵な旅を楽しんでください。
賑わいが戻ってきた熱海と綺麗な富士山をラウンジから眺められる伊豆マリオットホテル修善寺へ行かれてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。