星野リゾート青森屋のアクティビティは様々なものがありますが、その中で今回はストーブ馬車をご紹介します。
ストーブ馬車ってどんな感じ?
一馬力の馬車で公園散策できるアクティビティ。
うるる部長が引く馬車の中は、ストーブとおじさんのトークで心も身体も温まりました。
星野リゾート青森屋 馬事業部
うるる部長・きらら課長
馬事業部にはお馬さんが2頭いて、うるる部長ときらら課長という役付きの方々。
手綱を引くおじさんは平社員だそうですよ。
うるる部長は人間で言うと50代のおとなしい性格の女の子。
きらら課長は40代。
青森屋に来る前から、人と関わっていたそうでとても人馴れしていて、触っても写真撮影も大丈夫でした。
平社員のおじさん曰く、うるる部長はやる気があんまり無いからお客さんが少ない平日担当。
きらら課長はやる気満々なので、お客さんが多い週末担当なのだそうです。
ストーブ馬車
青森県八戸市を中心とする南部地方で古くから作られている木彫り馬の郷土玩具・民芸品である八幡馬の形をした薪ストーブが馬車の中を温めてくれています。
ストーブの写真を見ると、八幡馬のたてがみはあるのですがシッポがありません。
おじさん「ストーブの煙突をつけたらシッポが見えなくなっちゃったんだよね~」
なるほど。
八幡馬の後ろを見るとシッポが見え隠れ。
そんなエピソードを交えながら、いよいよストーブ馬車が出発です。
横浜スタジアムの16倍くらいの広さの敷地
青森屋の広大な敷地を馬車に揺られながら、1周を約20分かけてまわります。
青森屋になる前の大型旅館の持ち主が、かの有名な渋沢栄一に良くしてもらっていてね。
おじさんがいろいろなお話をしてくれます。
俺(渋沢栄一)は銀行とか作るからお前(青森屋になる前の大型旅館の持ち主)は伝統を大事にしろよ。
青森の古い伝統を残す様な物をお前は作れ。
渋沢栄一に言われた通りに大型旅館を始めましたが経営破綻してしまい、前の旅館を買い取って青森屋が始まったそうです。
3組7人のお客さんたちに、饒舌に話をしてくれます。
青森屋の敷地内に源泉があるんですよ。
敷地内の藁葺き屋根の所に掘り当てた源泉があるそうです。
「掘り当てたっていってもね。ちゃんと事前に調査はしますよ~」おじさん、面白い。
青森屋の広大な敷地内に渋沢栄一の家を過去に移築した経緯があるんだけどね。
どうも、維持していく手間が掛かりすぎて手放した後に、渋沢栄一が主人公になったNHK大河ドラマ「青天を撞け」が始まり、後に1万円札の顔にまでなってしまい、家を手放したのは早まったな~と思っているのは、おじさんだけではなさそうです。
うるる部長の洋服
赤いチェックの洋服を着ているうるる部長。
寒い青森暮らしだからかな?と思いきやそうではなく。
最近うるる部長は太ってきて、紐が肌に擦れてきてしまったので対策として洋服を着ているそうです。
寒さのためではありませんでした。
ポニーも2頭います
初めは馬車を引くために来たそうですが、小さすぎてダメなのでお客さんの荷物を駐車場からリアカーを引いて運ぶお仕事をしていました。
そのうち、お客さんが「荷物は自分たちで運ぶから子供を代わりに乗せてほしい」
そう言われてから、子供を乗せる様になったとか。
大流行した流行り病があり、今はお客さんのお出迎え係として働いているそうです。
馬がご飯を食べる時間はどれくらい?
おじさん曰く、11時間位かかるそうです。
主食は草。
リンゴやにんじんも食べるそうですが、体が冷えてしまうそう。
栄養が少ない物を食べるので時間がかかると、はじめて知りました。
【星野リゾート青森屋】冬限定のアクティビティはストーブ馬車とおじさんのトークで温まろうのまとめ
星野リゾート青森屋のアクティビティは色々ありますが、その中のひとつ、ストーブ馬車。
冬の時期限定のストーブ馬車は、雪がチラつく中を広大な青森屋の敷地をぐるっと一周してくれるだけでなく、平社員のおじさんの楽しいトーク付きのアクティビティでした。
星野リゾート青森屋の馬事業部では、お馬さんの方が偉いようです。
馬車の中はストーブとおじさんのトークで暖かいひとときを過ごすことができます。
【南部の馬の一馬力】冬の青森屋へうるる部長ときらら課長に逢いに行かれてみてはいかがでしょうか。
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最後までお読みいただきありがとうございました。