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【新幹線の荷物ルール】キャリーケースを足元に置けるサイズと注意点

新幹線 便利なお役立ち情報
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新幹線にキャリーケースを持ち込むとき、「足元に置けるサイズはどのくらいだろう?」と不安になる方は多いのではないでしょうか。座席まわりの収納スペースや、車内のルールについて具体的に知りたい方も多いでしょう。

実際、新幹線の足元の広さはどのくらいですか?といった疑問や、荷物棚のサイズは?といった基本的な情報は、スムーズな移動に欠かせない要素です。また、荷物棚や足元には、どの程度の荷物が収納できますか?といった収納力の把握も重要です。

一方で、大きいスーツケースを持っている方にとっては、新幹線で大きいキャリーケースをどこに置く?という課題も見逃せません。特に、2025年7月から東海道・山陽新幹線で試行される予約不要の車内荷物置場については、新たな選択肢として注目されています。

そのほかにも、新幹線の荷物入れのサイズ規定は?というルール面の確認や、新幹線のキャリーの上段のサイズは何cmですか?といった収納スペースの詳細も知っておきたいところです。

さらに、リクライニングできない?というシートの可動への影響や、荷物を少なくすれば問題解決する?といった工夫次第で快適性を高められるポイントもあります。

本記事では、これらの疑問に対して一つひとつ丁寧に解説し、あなたが新幹線で安心して荷物を管理できるようサポートしていきます。旅行や出張をより快適にするための情報を、ぜひ最後までご覧ください。

記事のポイント4つ
  • 足元に置けるキャリーケースのサイズの目安がわかる
  • 座席や車両ごとの足元スペースの違いが理解できる
  • 荷物棚や特大荷物スペースの使い方がわかる
  • 大きい荷物を持ち込む際のルールと注意点が把握できる

新幹線でキャリーケースを足元に置けるサイズとは

  • 新幹線の足元の広さはどのくらいですか?
  • 荷物棚や足元には、どの程度の荷物が収納できますか?
  • 新幹線の荷物入れのサイズ規定は?
  • リクライニングできない?荷物との関係は
  • 荷物を少なくすれば問題解決する?

新幹線の足元の広さはどのくらいですか?

新幹線 座席

新幹線の普通車における足元の広さは、一般的に奥行き約50cm前後、幅は約40cm程度とされています。シートピッチ(前後の座席間の距離)は約1,040mm〜1,100mmあり、座席に着席した状態で足をある程度前に伸ばすことができる設計です。

ここで注目すべきなのは、車両のタイプによって若干の違いがある点です。例えば、東海道・山陽・上越新幹線のN700系やE7系などは比較的広めで、奥行きに余裕があります。一方で、秋田・山形新幹線のE6系はややコンパクトな作りになっており、足元の奥行きが約45cmと少し狭くなる傾向があります。

このため、小型のキャリーケース(Sサイズ、3辺合計110~120cm以下)であれば、縦に置くことで足元に収めることが可能です。ただし、高さや奥行きが大きめの中型スーツケース(Mサイズ以上)になると、膝が圧迫される、足が伸ばせないといった不便を感じやすくなります。

また、最前列や最後列など、座席位置によっても足元スペースの感覚が異なります。特に最前列は前に座席がないため、最も広い足元スペースを確保できる傾向があります。逆に、3列席の中央や通路側では、スーツケースの配置が他の乗客の通行や快適性に影響を与える場合があるため、注意が必要です。

したがって、スーツケースを足元に置きたい場合は、車両タイプ・座席位置・荷物サイズの3点をあらかじめ確認しておくことが、快適な新幹線移動のコツと言えるでしょう。

荷物棚や足元には、どの程度の荷物が収納できますか?

メジャー

荷物棚や足元に収納できる荷物の大きさには明確な目安があります。荷物棚の場合、3辺の合計が160cm程度までのスーツケースが無理なく置けるサイズとされています。一方、足元に置ける荷物のサイズは、3辺合計が120cm以下が基準となります。これは例えば「高さ55cm × 幅40cm × 奥行き25cm」程度の小型キャリーケースに相当します。

まず、荷物棚について見てみましょう。新幹線の荷物棚は、奥行きがおよそ42cmあり、高さも30〜35cm程度確保されています。これにより、Mサイズ程度のキャリーケースでも収納が可能ですが、満席の車両では荷物棚がすぐに埋まってしまう可能性があるため、早めの乗車や荷物の工夫が重要になります。また、重い荷物を高い位置に持ち上げる必要があるため、体力に自信がない方は注意が必要です。

一方で足元に荷物を置く場合は、自分の足の可動範囲が制限される点に気をつける必要があります。特に長時間の乗車では、足が窮屈になり、疲労やむくみの原因になることもあります。このような理由から、体格や荷物の重さ・形状を踏まえ、無理なく収納できるサイズのキャリーケースを選ぶことが大切です。

さらに、グリーン車の場合はフットレストが設置されているため、足元に荷物を置くスペースが限られており、荷物棚を使うことが前提になります。自由席では座席選びの自由度が高い反面、混雑していると収納場所の確保が難しくなるため、指定席や最前列・最後列を選ぶことでスペースを確保しやすくなります。

このように、新幹線では「足元には3辺合計120cm以下」「荷物棚には160cm以下」が収納の目安となります。荷物のサイズがこれを超える場合は、専用のスペースや事前予約が必要な対応が必要になります。

新幹線の荷物入れのサイズ規定は?

新幹線に持ち込める荷物には、明確なサイズと重量の規定があります。

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具体的には、縦・横・高さの合計が250cm以内、重量が30kg以内の荷物を2個まで持ち込むことが可能です。

これらはJR各社が共通して定めている「無料手回り品」の基準となっており、飛行機の機内持ち込み制限と比較しても比較的緩やかな設定となっています。

ただし、250cm以内のすべての荷物が自由に持ち込めるわけではありません。特に注意すべきは「特大荷物」と定義される荷物で、これは3辺の合計が160cmを超え250cm以内のスーツケースなどを指します。

東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、このサイズの荷物を持ち込む場合に「特大荷物スペースつき座席」や「特大荷物コーナーつき座席」の予約が必要です。予約をせずに持ち込んだ場合は、1,000円(税込)の手数料が発生します。

また、「特大荷物コーナー」のような共用スペースを利用する際には、収納サイズにも制限があります。上段は最大で80cm×60cm×50cm、下段は80cm×60cm×40cmまでとなっており、これを超えるサイズの荷物は収納できません。そのため、事前に荷物のサイズを測っておくことが非常に重要です。

一方で、サイズ規定を超えていない楽器やベビーカー、スポーツ用具などは、これまで通り予約不要での持ち込みが可能です。ただし、他の乗客の迷惑にならないよう、可能な限りコンパクトにまとめるか、指定の収納場所を使う配慮が求められます。

このように、新幹線では「250cm・30kg・2個まで」という基本規定があるものの、160cmを超える荷物は「特大荷物」として別途扱われることになります。スムーズな乗車のためには、自分の荷物がどの区分に該当するのかを把握し、必要であれば予約対応を行っておくことが肝心です。

リクライニングできない?荷物との関係は

困った旅行者

新幹線で「リクライニングができなかった」という経験をした方の中には、その原因が足元や後方に置いたキャリーケースにある場合があります。実際、スーツケースの置き方ひとつで、シートのリクライニング機能が制限されてしまうことは珍しくありません。

特に影響が出やすいのは、最後列の座席を利用しているときです。この位置は、座席のすぐ後ろが「特大荷物スペース」となっていることが多く、そこに大きめのスーツケースを置くと、シートを倒すスペースが制限されてしまいます。また、後ろのスペースに誰かの荷物があると、倒すことでその荷物が圧迫される可能性もあるため、気を遣ってリクライニングを控える人もいます。

一方で、他の乗客のキャリーケースが自分の座席の後ろに置かれている場合、物理的にリクライニングができなくなることもあります。これは、特に混雑している車両や自由席で起こりやすく、誰がどこに荷物を置いているのか管理がされていないためです。

このようなトラブルを避けるためには、自分の荷物はできるだけ前の足元や荷物棚に収納し、他の人の座席のリクライニング操作に干渉しないよう配慮することが必要です。もし大きなキャリーケースを持ち込む場合は、事前に「特大荷物スペースつき座席」を予約し、自分の座席の後方スペースを確保しておくのが安心です。

そしてもう一つ重要なのは、最後列を選ぶ場合には「自分のスーツケースが自分のリクライニングに影響を与える」可能性があることを理解しておくことです。このように考えると、快適な移動のためには、スーツケースの置き場所とリクライニングの関係を意識した座席選びが欠かせないと言えるでしょう。

荷物を少なくすれば問題解決する?

リュックと宅急便

荷物が少なければ少ないほど、新幹線での移動は快適になります。これは単なる感覚ではなく、実際に収納の自由度が高まり、座席まわりのスペースにも余裕が生まれるからです。

そもそも新幹線の座席スペースには限りがあります。足元や荷物棚、デッキスペースなどがあるとはいえ、それぞれに収納できる大きさや数に制限があります。たとえルール上は許されているサイズのキャリーケースであっても、混雑しているときや満席の車両では他の乗客との共用スペースになるため、置き場所の確保に苦労することがあります。

このような問題を避けるには、荷物の量を最初から最小限に抑えることが有効です。たとえば、1〜2泊程度の旅行であれば、リュックやSサイズのキャリーケースで十分対応できます。加えて、洗面道具や着替えの工夫、現地調達の活用などによって、荷物を圧縮する方法はいくらでもあります。

また、荷物が少ないことは、移動のスピードや機動性の向上にもつながります。車内の荷物棚にスムーズに載せられたり、車両間を移動するときも手間取らずに済みます。さらに、通路や足元のスペースを占拠しないため、他の乗客への配慮にもつながります。

もちろん、ビジネス利用や長期滞在では、荷物がどうしても多くなることもあるでしょう。その場合は、「特大荷物スペースつき座席」や「荷物置き場」の利用を事前に検討し、必要に応じて宅配便を活用するという選択肢もあります。

このように、「荷物を減らす」というシンプルな工夫が、新幹線でのストレスを軽減し、全体の移動効率を高める結果につながるのです。

足元に置けないサイズのキャリーケースを新幹線のどこに置く?

  • 新幹線で大きいキャリーケースをどこに置く?
  • 新幹線のキャリーの上段のサイズは何cmですか?
  • 東海道・山陽新幹線、予約不要の車内荷物置場 7月から試行
  • 特大荷物コーナーつき座席と特大荷物スペースつき座席の違いは?

新幹線で大きいキャリーケースをどこに置く?

特大スーツケース

大きなキャリーケースを新幹線に持ち込む際は、そのサイズに応じた適切な収納場所を選ぶ必要があります。特に3辺の合計が160cmを超えるスーツケースは、「特大荷物」として扱われるため、所定のルールに従った対応が必要です。

現在、東海道・山陽・九州・西九州新幹線などでは、特大荷物を持ち込む場合、「特大荷物スペースつき座席」または「特大荷物コーナーつき座席」の予約が必須となっています。これらの座席は主に車両の最後部に設定されており、専用の荷物置き場が確保されているため、周囲に迷惑をかけずに大きな荷物を収納することができます。

一方で、これらの専用スペースを予約せずに特大荷物を持ち込んだ場合は、追加で1,000円の手数料が発生します。また、予約のない状態で車内に特大荷物を持ち込むと、収納場所の確保ができず、乗務員の指示に従って移動しなければならないケースもあるため注意が必要です。

このような事情を踏まえると、大型キャリーケースを持ち込む際は、事前予約とスケジュール調整を行い、可能な限り「特大荷物スペースつき座席」を選ぶことが望ましいと言えるでしょう。混雑時や観光シーズンにはすぐに予約が埋まる可能性があるため、余裕をもって計画を立てることが重要です。

また、乗車する新幹線の路線によっては「特大荷物スペース」が設置されていないこともあるため、事前に公式サイトや時刻表で確認しておくと安心です。荷物の大きさと置き場所のルールを把握することで、余計なトラブルを避け、快適な移動時間を確保することができます。

新幹線のキャリーの上段のサイズは何cmですか?

特大荷物コーナー

新幹線の「特大荷物コーナー」には、上段と下段の2つの収納スペースがあります。上段のサイズは、縦・横・高さがそれぞれ80cm以内×60cm以内×50cm以内、下段は80cm×60cm×40cmまでとなっており、3辺の合計が190cm以内の荷物を収納できます。

この上段スペースは、主に通路側の座席を予約した乗客が利用できるようになっています。また、施錠機能が備わっており、交通系ICカードなどの非接触型ICカードを使用して施錠することが可能です。ただし、一部のICカードやモバイル端末では利用できない場合があるため、事前に確認しておくことが重要です。

東海道・山陽新幹線で予約不要の車内荷物置場の試行を7月から実施

特大荷物スペース

2025年7月1日から、東海道・山陽新幹線の16両編成の全列車において、車内デッキ部に設置されている「特大荷物コーナー」が予約不要で利用できるようになります。これにより、乗客は事前の予約なしに共用の荷物置場を利用することが可能となります。

ただし、この試行に伴い、「特大荷物コーナーつき座席」の設定は廃止されます。そのため、3辺の合計が160cmを超える特大荷物を持ち込む際には、引き続き「特大荷物スペースつき座席」の予約が必要です。予約なしで特大荷物を持ち込んだ場合、追加料金が発生する可能性があるため、注意が必要です。

この新たな取り組みにより、乗客はより柔軟に荷物の収納場所を選択できるようになりますが、特大荷物の持ち込みには引き続き注意が必要です。事前に自身の荷物のサイズを確認し、適切な座席の予約を行うことで、快適な新幹線の旅を楽しむことができます。

特大荷物コーナーつき座席と特大荷物スペースつき座席の違いは?

「特大荷物コーナーつき座席」と「特大荷物スペースつき座席」は、新幹線に大きな荷物(特大荷物)を持ち込む際に利用できる仕組みですが、それぞれ荷物の置き場所や運用ルールが異なります。以下にわかりやすく整理してご説明します。


■ 特大荷物スペースつき座席(現在も継続中)

  • 対象の新幹線
    東海道・山陽・九州・西九州新幹線など
  • 特徴
    車両の最後列の座席の後ろのスペース(壁との間)を使って、大きなキャリーケースなどを置けるようにした座席です。
  • 利用方法
    ・160cm超250cm以内のスーツケースなど「特大荷物」を持ち込む場合、事前予約が必須
    ・「特大荷物スペースつき座席」は指定席予約時に選べる
    ・無料で予約可能(ただし通常の指定席料金は必要)
    ・予約せずに特大荷物を持ち込んだ場合は持ち込み手数料1,000円が必要
  • メリット
    自分の座席の後ろなので、荷物が見える範囲にあり安心。移動も不要。

■ 特大荷物コーナーつき座席(2025年6月末で廃止)

  • 対象の新幹線
    主に東海道・山陽新幹線
  • 特徴
    車両のデッキ部分(出入口付近)に設置されたロッカー型の荷物置き場を利用できる座席
  • 利用方法(旧ルール)
    ・「特大荷物コーナーつき座席」は特定の号車に設定されており、そこと連動して使える荷物置場も確保されていた
    ・荷物は「上段」「下段」2つに分かれ、専用スペースに収める必要があった
    2025年7月1日以降、この仕組みは廃止予定
  • 新ルール(2025年7月以降)
    ・同じ荷物置き場(コーナー)は予約不要の共用スペースに変更
    ・誰でも先着順で使える(ただしサイズ制限あり)
  • メリット
    座席に持ち込まなくてもよいので足元を広く使える
    ただし、コーナーはデッキにあるため荷物が見えない・出し入れが手間という声も

■ まとめ:両者の違い

項目特大荷物スペースつき座席特大荷物コーナーつき座席(旧制度)
荷物の置き場所最後列座席の後ろデッキの専用ラック(コーナー)
利用には予約が必要か必須(160cm超の場合)2025年6月まで予約必要、7月以降は不要に
利用者の席との距離すぐ後ろなので見えるデッキなので移動が必要
セキュリティ面見えるので安心施錠あり(ICカード連携)だが見えない
使える荷物のサイズ最大250cm以内・30kgまで上段・下段でサイズ制限あり

このように、目的や荷物のサイズ、旅のスタイルによって選ぶべき収納方法が異なります。

安全かつ快適に大きな荷物を運ぶためには、スペースとルールを正しく理解したうえで、事前の準備を行うことが重要です。

新幹線でキャリーケースを足元に置けるサイズと収納ルールのまとめ

記事のポイントをまとめました。

✅普通車の足元スペースは奥行き約50cm、幅約40cm程度

✅N700系やE7系は足元に比較的ゆとりがある

✅E6系など一部車両は足元がやや狭め

✅Sサイズ(3辺合計120cm以下)のキャリーケースは足元に置ける

✅Mサイズ以上のキャリーケースは足元収納に不向き

✅最前列の座席は前方に広めの足元スペースがある

✅グリーン車ではフットレストのため足元収納がしにくい

✅荷物棚には3辺合計160cm以内のスーツケースが載る

✅荷物棚の高さは30〜35cm、奥行きは約42cm

✅重い荷物は荷物棚に持ち上げにくいため注意が必要

✅足元に荷物を置くとリクライニングに影響が出る場合がある

✅荷物を減らすことで収納や座席まわりの快適さが増す

✅特大荷物(160cm超)は「特大荷物スペースつき座席」の予約が必要

✅特大荷物を予約なしで持ち込むと手数料1,000円がかかる

2025年7月から荷物コーナーは予約不要で共用利用が可能になる

最後までお読みいただきありがとうございました。

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