熱海梅園の梅まつりは、毎年多くの観光客が訪れる人気イベント。
約60品種・470本もの梅の花が咲き誇り、春の訪れを感じられる風情あるスポットです。
シニア世代の方々にも「一度は行ってみたい」と思う方が多いのではないでしょうか?
しかし、実際に行ってみると坂道が多く、アクセスに不安を感じる場面も。
私もJR来宮駅から徒歩で行ってみましたが、思っていた以上に坂が急で大変でした。
さらに、バスを利用する場合でも時間帯によっては長蛇の列になり、座れないことも…。
そこで本記事では、シニアの方ができるだけ負担を感じずに熱海梅園を楽しめるアクセス方法をご紹介します。
バス・タクシー・徒歩・自家用車、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
熱海梅園を快適に楽しむために、無理のない行き方を選びましょう!
熱海梅園の基本情報
熱海梅園とは? 日本一早咲きの梅が楽しめる名所
熱海梅園は、明治19年(1886年)に開園した歴史ある梅の名所です。
「日本一早咲きの梅」として知られ、例年11月下旬から咲き始め、1月~3月に見頃を迎えます。
約60品種・470本の梅が植えられており、長期間にわたって美しい梅の花を楽しめるのが特徴です。
また、梅園内には小川が流れ、風情ある景観が広がっているため、のんびり散策しながら梅の香りを楽しめます。
園内にはベンチや東屋もあり、適度に休憩しながら観梅できるので、シニア世代の方にもおすすめのスポットです。
📍 熱海梅園の基本情報
- 所在地:静岡県熱海市梅園町8-11
- 開園時間:8:30~16:00(梅まつり期間中)
- 入園料:大人300円(市民は100円)※中学生以下無料
熱海市内のホテル・旅館に宿泊の場合は、300円➡➡100円に割引されてお得です! - アクセス:JR熱海駅からバスで約15分/JR来宮駅から徒歩約10分
熱海梅園梅まつりの概要
熱海梅園では、毎年1月上旬~3月上旬にかけて「熱海梅園梅まつり」が開催されます。
期間中は梅の観賞だけでなく、さまざまなイベントが行われるため、観光の楽しみがさらに広がります。
🌸 梅まつりの主な見どころ
✅ 約60品種の梅をじっくり楽しめる
早咲き・中咲き・遅咲きと開花時期が異なる梅が植えられているため、長期間楽しめます。
✅ 和の風情を感じるイベント
土日祝日には、熱海芸妓(げいぎ)さんの舞や甘酒の無料サービスなど、日本らしい催しが開催されます。
また、梅まつり期間中は、園内で梅にまつわる地元特産品の販売や足湯のサービスもあるため、観梅とともにゆったりとした時間を過ごせます。
梅の香りに包まれながら、春の訪れを感じる「熱海梅園梅まつり」。
シニアの方でも楽しめるよう、無理のない移動手段を選んで、快適に観梅を楽しみましょう!
JR来宮駅からのアクセス・徒歩ルートは坂道がきつい!
JR熱海駅から伊東線に乗って一駅のJR来宮駅まで行きました。

JR来宮駅から熱海梅園までのルートは、国道11号線を熱海梅園に向かって歩いて行きます。
JR来宮駅から熱海梅園までは、徒歩で約10分の距離です。
地図で見ると「それほど遠くない」と思われるかもしれませんが、実際に歩いてみると、道中の坂道がかなりきつく感じました。


歩道が狭いのがよくわかりますね。




やっと熱海梅園の文字が見えてきましたが、あと200mあります。
コンビニエンスストアの先が、熱海梅園の入り口です。
📍 徒歩ルートの概要
- 距離:約600m
- 所要時間:徒歩約10分
- 道のり:駅を出てすぐに上り坂が始まり、熱海梅園までダラダラと長い坂道が続きます
実際に歩いた感想:この坂道はシニアには少し厳しい
🌿 坂道が多く、思った以上に体力を使う
訪れた日は2月17日の月曜日。
寒波が来る前の日で暖かく、観梅日和でしたが来宮駅からは近いものの、ほぼ上り坂が続く為に歩くペースによっては汗ばむほどの運動量になります。
💺 休憩できる場所が少ない
途中にベンチなどの休憩ポイントが少ないため、一度歩き始めると止まる場所がほとんどありません。
歩道も狭いので、歩きずらかったです。
途中に高台からの景色も見えましたが、息が上がって堪能する余裕もありませんでした。
👟 歩きやすい靴が必須
このルートを利用する場合は、しっかりとしたスニーカーなど、歩きやすい靴を履くことをおすすめします。
もし「少しの坂道なら大丈夫」と思っている方でも、熱海梅園までの坂は意外と負担が大きいため、慎重にルートを選んだほうが良いでしょう。
シニアの方にはバス利用がおすすめ
実際に歩いてみて、「シニアの方にはバスでの移動をおすすめしたい」と強く感じました。
バスなら坂道を歩く必要がなく、楽に熱海梅園まで移動できるからです。
ただし、バスの時間帯によっては混雑し、座れない可能性もあるため、早めの時間に利用するのが良いでしょう。
無理して徒歩で向かうより、体力を温存して梅園内をじっくり楽しむ方をおすすめします。
シニア向けおすすめアクセス!坂道を避けて快適に熱海梅園へ
熱海梅園へ向かう際、坂道が多い徒歩ルートはシニアの方には少し大変です。
そこで、なるべく体力を消耗せずに楽にアクセスできる方法をご紹介します。
JR熱海駅からバスを利用するルート(おすすめ!)
🚍 所要時間:約15分(バス乗車時間は15分ほどですが、道路渋滞も起こりますので時間に余裕をもって行きましょう。)
JR熱海駅からは伊豆箱根バス「相の原団地」行きに乗り、「梅園」バス停で降りると、熱海梅園まで徒歩約5分です。
📍 バス乗り場:JR熱海駅のバスターミナル1番乗り場
📍 運賃:大人 280円(ICカード・現金支払いOK)
💡 シニアの方へのアドバイス
- 熱海梅園の梅まつり期間中は混雑し、バス待ちの列が長くなることもあるので、気を付けてください。
- もしバスが混んでいて座れない場合は、次のバスを待つのも選択肢のひとつ。
タクシーを利用するルート(快適で安心!)
🚖 所要時間:約10分
「バスの混雑や待ち時間が気になる…」という方には、タクシーの利用が最も快適な方法です。
📍 料金目安:JR熱海駅から熱海梅園まで 約1,000円前後
📍 乗車場所:JR熱海駅前のタクシー乗り場
💡 シニアの方へのアドバイス
- 乗り合いをすれば、一人あたりの負担が少なくなるので、家族や友人と一緒に利用するとお得!
- バスのように待ち時間が長くないため、スムーズに移動したい方におすすめ。
マイカーで行く場合のポイント(駐車場の混雑に注意!)
🚗 所要時間:熱海市内から約10分(駐車場の空き状況に左右される)
熱海梅園には専用駐車場(梅まつり期間中は有料)がありますが、朝早い時間から満車になることが多いため、利用する場合はできるだけ早めの到着をおすすめします。
📍 駐車場料金:普通車 600円(梅まつり期間中)
📍 駐車台数:普通車 約100台(梅園前駐車場)
💡 シニアの方へのアドバイス
- 午前9時前後には満車になることもあるため、できるだけ早めに到着するのがポイント!
- 満車の場合は、近隣の有料駐車場を探す必要があるため、事前に候補をチェックしておきましょう。
- 駐車場から梅園入り口までは徒歩移動が必要なため、歩くのが大変な方はタクシーの利用がおすすめ。
シニアには「バス」or「タクシー」がおすすめ!
- お得に行きたいなら「バス」(ただし混雑時は座れない可能性あり)
- 快適に移動したいなら「タクシー」(多少費用はかかるが、待ち時間なしでラク)
- 車で行くなら「朝早めの到着」が必須!
坂道の負担をできるだけ減らし、快適に熱海梅園を楽しむために、自分に合った移動手段を選びましょう。
シニアにおすすめのアクセス方法まとめ
熱海梅園へ行く際、シニアの方にとって坂道の多い徒歩ルートは負担が大きいため、できるだけ楽に移動できる方法を選びましょう。
おすすめのアクセス方法は以下の通りです。
最もおすすめなのはJR熱海駅からバスを利用するルートです。
伊豆箱根バス「相の原団地」行きに乗り、「梅園」バス停で下車すると、徒歩約5分で熱海梅園に到着します。
ただし、梅まつりの期間中はバスの混雑が予想され、座れない場合もあるため、時間に余裕をもって行動しましょう。
より快適に移動したい方にはタクシーがおすすめです。
JR熱海駅から熱海梅園まで約10分で到着し、費用は1,000円前後。
乗り合いすれば、費用を抑えることもできます。
マイカーで行く場合は、早目の到着が必須です。
梅まつり期間中は駐車場が満車になりやすく、9時前後には埋まることも。
駐車場から梅園まで少し歩くため、足腰に不安がある方はタクシーを検討するとよいでしょう。
シニアの方には、バスやタクシーを活用し、坂道を避けて快適に熱海梅園を訪れることをおすすめします。

熱海梅園の梅まつりは、2025年3月2日(日)まで開催中です。
早咲き → 中咲き → 遅咲き の梅を観に、熱海梅園へ行かれてみてはいかがでしょうか。
熱海梅園で便利な電動カートについては別記事でご紹介しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。