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高齢者は体力が不安でも旅行できる?無理しない国内旅行の選び方

シニア旅 シニアにおすすめの旅先アイデア

こんにちは。シニア向けの旅行ブログを運営しているbunchanです。

高齢者の旅行不安って、けっこうリアルですよね。体力の低下や持病のこと、長時間移動や乗り換え、観光地での歩行距離や坂道、トイレや休憩の確保、バリアフリーや車いすの手配、そして万が一の旅行保険や近くの病院の確認まで、気になることが次々出てきます。

でも大丈夫。国内旅行なら日帰りや1泊など日程を短くしたり、温泉で滞在型にしたり、駅係員サポートを使って移動をシンプルにしたりと、工夫できることがたくさんあります。この記事では、あなたの不安を「現実的に減らす」ための選び方を、私のシニア目線でまとめますね。

※この記事は、シニア世代の国内旅行で感じやすい不安を減らすための「考え方」と「準備のコツ」をまとめたものです。
体調や持病、必要な配慮は人によって違うため、無理のない範囲で調整し、心配がある場合は医療の専門家にご相談ください。
サービス内容や条件は交通機関・施設により異なるため、最新情報は各社・各施設の公式案内をご確認ください。

記事のポイント4つ
  1. 高齢者が旅行で不安になりやすいポイント
  2. 体力に合わせた国内旅行の組み立て方
  3. 移動・宿・観光をラクにする具体策
  4. 持病や万一に備える準備のコツ
  1. 高齢者の旅行不安が増える理由
    1. 新幹線移動と乗り換え不安
      1. 駅が広いだけで疲れやすい理由
      2. 乗り換えのプレッシャーが不安を増やす
    2. 観光地の歩行距離と坂道
      1. 歩く距離より“歩き方の負担”が効いてくる
      2. 「全部回る」ほど満足するわけじゃない
    3. トイレ混雑と休憩所不足
      1. トイレは“場所が分からない”だけで不安が増える
      2. 休憩所が少ないと、疲れが回復できない
    4. 持病・体調急変の備え
      1. 旅行は“普段より負荷がかかる”前提で考える
      2. 備えは「持つ」より「使える状態」にする
    5. 家族や同行者への迷惑が不安
      1. 迷惑をかけない努力より、迷惑が出にくい設計
      2. 事前に共有しておくと、気持ちが軽くなる
  2. 高齢者の旅行不安を減らす旅の選び方
    1. 日帰りや1泊で負担減
      1. 私が決めるときの“目安”
      2. 短い旅でも“満足感”を上げるコツ
    2. 駅係員サポートと車いす
      1. 駅係員サポートは“遠慮しなくていい”
      2. 車いすは“歩ける人”にも役立つ
      3. 当日のストレスを減らす小ワザ
    3. バリアフリー宿と温泉滞在
      1. バリアフリーは「段差」だけじゃない
      2. 予約前に見るべきチェック項目
      3. “安心できる施設”の探し方のヒント
      4. 温泉滞在は“移動を減らす最強手”
    4. 観光は午前中心で休養
      1. 観光は“量”より“リズム”
      2. 午前中心プランの組み立て例
      3. 観光を“減らす勇気”が旅を助ける
    5. 旅行保険と近くの病院確認
      1. 旅行保険の考え方
      2. 近くの病院確認は「住所起点」でやる
      3. 当日に備える“最低限セット”
    6. 高齢者の旅行不安は設計次第
      1. 私がいつも意識している3本柱
      2. “また行ける旅”を作るチェックリスト

高齢者の旅行不安が増える理由

新幹線からの車窓

まずは不安の正体を、いったん言葉にして整理してみましょう。ここ、気になりますよね。高齢者の旅行不安って「気持ちの問題」じゃなくて、ちゃんと理由があるんです。理由が見えると、対策も立てやすくなって、旅のハードルがスッと下がりますよ。

新幹線移動と乗り換え不安

体力に不安があるとき、いちばん最初に出てくる悩みが「移動」です。新幹線そのものは快適でも、旅のしんどさって車内より駅の中で増えがちなんですよ。ホームが遠い、乗り換えの導線が複雑、エレベーターが混む、改札から出口までが長い…こういう“小さな負担”が積み重なると、到着前にぐったりしちゃうことがあります。

駅が広いだけで疲れやすい理由

駅の移動は、意外と「止まれない」「座れない」がセットです。人の流れがあるから立ち止まりにくいし、ベンチがあっても満席だったり。さらに、荷物があると身体のバランスも取りにくくなります。歩く距離そのものより、緊張しながら移動することが体力を削るんだと実感します。

乗り換えのプレッシャーが不安を増やす

乗り換えは、時間に追われる感じが出やすいです。トイレに行きたいけど行くタイミングがない、足が痛くなってきたけど立ち止まれない、エレベーターが見つからない…こういう状況だと「また迷惑をかけたらどうしよう」と気持ちまで疲れてしまいます。

私が“移動の不安”を減らすために見るポイント

  • 乗り換え回数より「乗り換え距離」が短いか
  • エレベーターの位置が分かりやすい駅か
  • 座って待てる場所があるか(待合・ロビーなど)
  • トイレが改札内外どちらにもあるか
  • 最悪、一本遅らせても成り立つ余白があるか

それと、安心材料として知っておいてほしいのが、公共交通の現場では移動を支える考え方や整備が進んでいることです。具体的な支援内容は交通事業者や駅によって違いますが、制度や整備の方向性を一度目にしておくと「頼っていいんだ」と思えます。

(出典:国土交通省「公共交通機関の役務の提供に関する移動等円滑化整備ガイドライン」)

結論として、移動が不安なときは「根性で乗り切る」より、最初から移動がラクなルートを選ぶほうが、結果的に旅の満足度が上がります。旅は、到着してからが本番ですからね。

観光地の歩行距離と坂道

観光地って、行く前は「ちょっと散策するだけ」のつもりでも、現地に着くとびっくりするくらい歩くことがあります。駅から入口まで遠い、境内や庭園が広い、駐車場から目的地が遠い、そして坂道や石畳、階段が続く…。体力が不安だと一気にハードルが上がりますよね。

歩く距離より“歩き方の負担”が効いてくる

同じ1kmでも、平坦な舗装路と、坂道・段差・人混みでは体の疲れ方が全然違います。さらに混雑していると、自分のペースで歩けないので呼吸も乱れやすいです。体力が落ちてくると、ペースを崩すことが疲労の引き金になります。

「全部回る」ほど満足するわけじゃない

シニア旅でよくあるのが、「せっかく来たから」と欲張ってしまって、後半がしんどくなるパターン。正直これ、あるあるです。観光は数ではなく、心地よく楽しめたかどうか。私は、歩行距離が不安なときほど“目的を1つだけ決める”のをおすすめします。ひとつ満足できれば、その旅は成功です。

歩行距離と坂道の不安を減らすコツ

  • 観光は「点」ではなく「面」で選ぶ(駅近エリアに絞る)
  • 坂道が多い場所は、タクシーや循環バス前提で組む
  • 石畳や階段が多いなら、滑りにくい靴を優先
  • 写真スポットは「最短ルート」で行く(遠回りしない)
  • 疲れる前に座る(限界まで頑張らない)

歩くのが心配なときは、散策型より滞在型の考え方が合います。
景色を“歩いて取りに行く”より、景色が“勝手に目に入ってくる”場所に泊まる。これ、かなりラクですよ。
旅先選びは、体力の限界に合わせるのではなく、体力が温存できる設計に寄せていいと思います。

トイレ混雑と休憩所不足

観光地のトイレ

高齢者の旅行不安で、実はものすごく多いのがトイレと休憩の問題です。ここは「気にしすぎ」じゃないです。トイレが近くなったり、我慢が不安になったりするのは自然なことですし、観光地は混雑しやすいので、並ぶだけで疲れてしまうこともあります。

トイレは“場所が分からない”だけで不安が増える

トイレそのものがあるかどうかより、「次がいつあるか分からない」ことが不安を強めます。特に初めて行く場所だと、トイレの位置が分からず、行動が制限されがち。すると、観光を楽しむ余裕がなくなってしまうんですよね。

休憩所が少ないと、疲れが回復できない

歩くのが不安な人ほど、休憩は“こまめに”が大事です。でもベンチが少ないエリアだと、座れるタイミングがないまま歩き続けることになって、足腰の負担が一気に増えます。疲れがピークを超えると、その後は回復しにくいので、休める環境があるかどうかは旅先選びの重要条件になります。

トイレ・休憩の不安を減らす事前チェック

不安ポイント出発前にすること現地でのコツ
トイレの場所が不明施設地図でトイレ位置を確認到着後すぐに場所を押さえる
混雑で並ぶのがつらいピーク時間を避ける計画早めに行って先回りする
休憩所が少ないベンチ・休憩所が多い観光地を選ぶ疲れる前に座る(先手休憩)
急に不安になる移動区間ごとに「休める候補」を作るカフェ利用を“休憩計画”に入れる

私の感覚ですが、トイレと休憩が見通せるだけで、旅の安心感はかなり上がります。だから「名所だから行く」より、トイレと休憩が確保できるから行くで全然いいんです。ここを最優先にしても、旅の楽しさは減りませんよ。

持病・体調急変の備え

マイナンバーカード、おくすり手帳、常備薬

体調の不安は、旅行の“心配ランキング”で常に上位だと思います。持病がある、腰や膝に不安がある、血圧が気になる、疲れると眠れなくなる…こういう悩みがあると「旅先で急に悪くなったらどうしよう」と考えてしまいますよね。これ、当然の不安です。

旅行は“普段より負荷がかかる”前提で考える

旅行は楽しい反面、移動・環境変化・睡眠の質の変化で、普段より負荷がかかりやすいです。しかも「せっかく来たから」と頑張りがち。ここが落とし穴で、頑張った翌日にドッと疲れが出ることもあります。

備えは「持つ」より「使える状態」にする

薬やマイナンバーカードを持っていくのは大前提として、私は“すぐ使える状態”にしておくことを大事にしています。
例えば、薬をスーツケースの奥に入れると、取り出すのが面倒で先延ばしになりがち。
お薬手帳や連絡先も、スマホだけだと電池切れが怖い。だから紙でもメモして、財布やポーチに入れておくと安心です。

持病・体調急変の不安を減らす準備

  • マイナンバーカードとお薬手帳を携帯する
  • 常備薬は「1回分+予備」をすぐ出せる場所へ
  • 緊急連絡先を紙でもメモして持つ
  • 睡眠を最優先にして、夜の予定を詰めない
  • 体調が微妙なら“観光を削る判断”を早めにする

私は「体調が心配なら旅行は無理」とは思いません。むしろ、心配がある人ほど、休む前提で旅を組むと楽しめます。旅先で“頑張らない選択”をしやすい計画にしておくと、気持ちもすごくラクになりますよ。

家族や同行者への迷惑が不安

これ、言いにくいけどすごく大事な不安です。「歩くペースを合わせられないかも」「トイレで待たせるかも」「途中で疲れて予定を変えることになるかも」…そう思うと、旅そのものが億劫になってしまいますよね。あなたが気をつかう気持ち、すごく分かります。

迷惑をかけない努力より、迷惑が出にくい設計

私がよく言うのは、「迷惑をかけないように頑張る」より、最初から迷惑が出にくい旅にするほうが、みんながラクだよということです。頑張って無理をすると、結局どこかで限界が来て、急な予定変更になりがちです。そうなると本人もしんどいし、同行者も気をつかってしまいます。

だから、最初から「午後は休憩」「観光は1つ」「移動はシンプル」「宿で過ごす時間が長い」みたいに設計しておく。これなら、予定通りに進みやすいですし、もし疲れても“想定内”として動けます。

事前に共有しておくと、気持ちが軽くなる

もうひとつ効くのが、同行者に“完璧に元気な旅じゃない”ことを、最初に共有しておくこと。深刻に言う必要はなくて、「私、午後はゆっくりしたいタイプなんだ」「トイレ休憩多めで行こう」くらいで十分です。言葉にしておくと、当日になって焦らずに済みます。

同行者と揉めにくくする小さなコツ

  • 移動は“早め行動”で焦りを消す
  • 観光は候補を2つ用意し、体調で選ぶ
  • 休憩は「疲れたら」ではなく「時間で取る」
  • 食事は並ばない店や予約できる店を優先
  • 宿に戻る時間を決めておく(安心のゴール)

「周りに迷惑をかけたくない」という気持ちは優しさです。でも、旅はチーム戦。あなた一人で背負わなくて大丈夫です。
最初から安心感を優先した設計にしておけば、結果的に同行者も楽になりますし、あなたも「また行けるかも」と思えるようになりますよ。

高齢者の旅行不安を減らす旅の選び方

ここからは「不安を減らすための、現実的な選び方」に切り替えます。体力に自信がなくても、旅の設計を変えるだけでラクになりますよ。

ポイントはシンプルで、移動・観光・宿・備えを“やさしい仕様”にすること。あなたのペースを基準に組み立てれば、国内旅行はちゃんと楽しめます。

日帰りや1泊で負担減

体力に不安があるなら、まず「日帰り」か「1泊」を主役にして考えるのがいちばん現実的です。いきなり2泊3日以上にすると、荷造り・移動・予定管理の全部が重くなりがちで、出発前から疲れてしまうことがあります。
私は、最初は短い旅で“成功体験”を作るのをおすすめしています。

日帰りの良さは、何といっても「疲れたら帰れる」という安心感。帰宅後に自分のベッドで寝られるのも大きいです。

一方で日帰りは移動が同日にまとまるので、移動が長いとしんどくなりやすい。そこで「1泊」にすると、移動が分散できて、宿で休む時間が確保できる分、体がラクになる人も多いです。

新潟市内でグルメを堪能して、駅前の日帰り温泉を楽しんだ様子は、こちらでご紹介しています。
👉【新潟半日観光】車が無くても行かれるグルメと非電化路線の無人駅で降りて日帰り温泉へ

私が決めるときの“目安”

あくまで一般的な目安ですが、体力が不安なときは「移動時間」と「観光時間」の合計が長くならないようにします。

特に“歩く観光”を入れるなら、移動は短めが安心です。あなたの普段の生活リズム(買い物で何分歩けるか、昼寝が必要か、夜に疲れが出るか)を基準にしてOKですよ。

日帰りと1泊の選び方(ざっくり比較)

選び方向いている人メリット注意点
日帰りまずは試したい/持病が心配準備が軽い/帰宅できる安心移動が同日に集中しやすい
1泊休みながら楽しみたい宿で回復できる/余白が作れる荷物・手続きが増える
1泊(滞在型)歩行距離が不安/温泉好き観光を減らして満足しやすい宿の快適さが満足度を左右

短い旅でも“満足感”を上げるコツ

短い旅だと「物足りないかな」と感じる人もいますが、工夫次第で満足感は上げられます。私は目的をひとつだけ決めるのがコツだと思っています。温泉に浸かる、名物を食べる、景色の良い場所でのんびりする。この“ひとつ”が叶えば十分。全部回らなくていいんです。

それと、旅の疲れは「当日の夜」より「翌日」に出ることが多いので、帰宅日や帰宅翌日は予定を詰めないのも大事。ここを空けておくだけで「行けそう」という気持ちになりやすいですよ。

ここの会席料理をまた楽しみたい! 新幹線の駅からも歩けるホテル情報はコチラ
👉【宿泊記ブログ】越後湯沢温泉 湯けむりの宿 雪の花 夕食の会席料理から朝食の和定食までレビュー

駅係員サポートと車いす

移動の不安が強い人ほど、駅係員サポートや車いすという選択肢を「知ってるだけ」で安心感が上がります。これ、ほんとに大きいです。移動って、体力だけじゃなくて、迷子にならないか・遅れないか・人混みで転ばないか、そういう緊張もセットなんですよね。

駅係員サポートは“遠慮しなくていい”

大きい駅ほど構内が広いので、ホーム移動だけで疲れてしまうこともあります。
階段を避けたい、エレベーターへ誘導してほしい、乗車位置を確認したい、こういった不安があるなら、サポートを前提に考えるのは全然アリです。私は「頼るのが申し訳ない」より、安全に移動できるほうが優先だと思っています。

※サポート条件は交通事業者や駅で異なるため、利用前に公式情報をご確認ください。

車いすは“歩ける人”にも役立つ

車いすって「歩けない人のもの」と思われがちですが、体力に不安がある場合は“保険”として役立つことがあります。

たとえば、普段は歩けるけど、長時間移動のあとに足が重くなるタイプの人。観光の後半で体力が落ちると、転倒リスクも上がります。そういう意味でも、移動の安全策として検討する価値はあります。

私が“移動サポート”で先に決めること

  • 集合時間を早めにして、焦りを消す
  • 改札〜ホームの移動距離が短いルートを選ぶ
  • 座って待てる場所(待合・カフェ)を確保する
  • 荷物を軽くして、両手を空ける
  • 乗り換えがあるなら、1本後でもOKな余白を作る

当日のストレスを減らす小ワザ

当日は「迷ったら止まる」くらいでいいです。急いで変な階段を降りたり、混雑の流れに無理に乗ったりすると、疲れも不安も増えます。大事なのはスピードじゃなくて安全。あなたが落ち着いて動けるペースが、いちばん強いです。

バリアフリー宿と温泉滞在

体力に不安がある旅ほど、宿の選び方で満足度が決まります。私はこれ、かなり強く感じています。
観光名所が近いより、宿の中でラクに過ごせるほうが、結果的に「行ってよかった」になりやすいんですよ。
特に温泉滞在は、移動や歩行を減らしつつ“旅の気分”はしっかり味わえるので相性がいいです。

バリアフリーは「段差」だけじゃない

バリアフリーというと段差やスロープを思い浮かべがちですが、シニア旅ではそれだけじゃ足りません。
たとえば、部屋から食事会場までが遠い、エレベーターが混む、館内が広すぎて移動が多い、浴場までの距離が長い。こういう“館内移動の負担”が地味に効いてきます。

予約前に見るべきチェック項目

私は宿選びのとき、写真や口コミだけで決めず、なるべく設備情報を確認します。以下の項目は、できれば事前に押さえておくと安心です。

宿の“ラクさ”チェックリスト

  • エレベーターの有無/客室フロアまで階段がないか
  • 部屋の位置(フロント・食事会場・浴場までの距離)
  • 手すりの有無(廊下・トイレ・浴室)
  • 部屋風呂の出入り(浴槽の高さ、段差)
  • 食事は会場か部屋食か(移動負担が変わる)
  • 館内に休憩できる椅子やラウンジがあるか

“安心できる施設”の探し方のヒント

施設側がバリアフリー対応や情報発信に取り組んでいるかどうかは、判断材料になります。
たとえば観光庁には、観光施設の取り組みを後押しする認定制度があります。
宿や施設を探すときに、こうした制度の存在を知っておくと「安心できる選択肢」を見つけやすくなります。

(出典:観光庁『観光施設における心のバリアフリー認定制度』)

温泉滞在は“移動を減らす最強手”

温泉滞在の良さは、観光を頑張らなくても満足しやすいところ。景色を眺めて、温泉に浸かって、食事を楽しんで、部屋でごろん。これだけで旅として成立します。しかも、移動距離が短いほど疲れにくいので、「帰ってからも元気」になりやすいです。

観光は午前中心で休養

体力に不安がある人ほど、「午前に動いて午後は休む」発想が効きます。これ、シンプルだけど強いです。

午前は体が動きやすいし、観光地も比較的空いていることが多いので、歩行距離や人混みストレスを減らせます。
午後はカフェや宿で休んで、夜は早めに寝る。これだけで翌日の疲れ方が全然違います。

観光は“量”より“リズム”

旅先でしんどくなるのは、歩きすぎそのものより、休憩のタイミングが遅れて「回復できない状態」になることが多いです。だから私は、疲れたら休むのではなく、疲れる前に休むを意識しています。休憩を“イベント”として予定に入れるイメージですね。

午前中心プランの組み立て例

ざっくりでいいので、行動の型を決めておくとラクです。例えばこんな感じ。観光が短くても、満足感は作れますよ。

午前中心の1日モデル(例)

  • 9:00 ゆっくり出発(朝食後に余白を作る)
  • 10:00 目的地に到着、短時間だけ観光
  • 11:30 早めの昼食(混雑前に動く)
  • 13:00 宿へ移動、チェックインか休憩
  • 15:00 温泉・昼寝・ラウンジでのんびり
  • 18:00 夕食、夜は早めに寝る

観光を“減らす勇気”が旅を助ける

観光は1日1か所でも十分です。むしろ1か所に絞ったほうが「ここが良かった」と記憶に残りやすい。あれこれ回って疲れてしまうと、旅の後半が「早く帰りたい」になりがちです。そうなるともったいないですよね。

あなたの旅は、あなたの体力が基準。周りの旅行スタイルに合わせなくて大丈夫です。午前で満足して、午後は休む。これができると「次も行けそう」が積み上がります。

旅行保険と近くの病院確認

病院

万が一の備えとして、旅行保険と近くの病院確認は“お守り”になります。実際に使うかどうかより、「備えがある」という事実が安心感につながります。特に持病がある人、転倒が心配な人、慣れない土地で不安が強い人ほど、備えの効果が大きいです。

旅行保険の考え方

旅行保険は「入る/入らない」よりも、不安の種に合う備えがあるかを確認する感覚で十分です。
たとえば転倒が心配ならケガの補償、持病があるなら相談窓口や対応範囲など、気になる点を先に整理しておくと選びやすくなります。

保険は商品ごとに補償内容・条件が違うため、加入を検討する場合は必ず各社の公式情報(約款・重要事項説明など)で確認してください。

近くの病院確認は「住所起点」でやる

病院の確認は、旅先全体ではなく、宿の住所を起点にするのがコツです。
宿にいる時間が長いほど、万一のときも宿から動く可能性が高いからですね。
調べ方はシンプルで、「宿の住所+内科」「宿の住所+救急」などで検索して、連絡先をメモしておきます。

私はスマホに保存するだけじゃなく、紙でもメモします。電池切れや通信不調がゼロではないので、ここはアナログが強いです。ついでに、宿のフロントに「近くの病院はどこですか?」と聞けるようにしておくと、気持ちもラクになります。

当日に備える“最低限セット”

体調が不安な旅ほど、持ち物は増やしがちですが、全部を完璧にしようとすると準備で疲れます。私は「これだけあれば安心」という最低限セットを作って、すぐ取り出せる場所にまとめます。

すぐ出せる場所に入れるもの

  1. マイナンバーカード
  2. お薬手帳・服薬情報
  3. 常備薬(1回分+予備)
  4. 緊急連絡先メモ(紙)
  5. 宿の住所・電話番号メモ

高齢者の旅行不安は設計次第

最後にまとめると、高齢者の旅行不安は「年齢だから仕方ない」で終わらせなくて大丈夫です。
不安って、気合いで消すものじゃなくて、設計で小さくするものだと思います。

移動を短くする、乗り換えを減らす、歩行距離を減らす、休憩を先に組み込む、宿で完結できる時間を増やす。これをやるだけで、「行けるかも」が現実になります。

私がいつも意識している3本柱

私は旅を組むとき、次の3つに寄せています。これだけで迷いが減ります。

不安を減らす3本柱

  • 移動:短く・少なく・迷わない
  • 観光:減らす・午前中心・休憩前提
  • 宿:館内移動が少なく、滞在で満足できる

“また行ける旅”を作るチェックリスト

旅って、一回きりじゃなくて、続けられるのが理想ですよね。そのためには「無理しない成功体験」を積むのがいちばんです。最後に、私の最終チェックを置いておきます。出発前に眺めるだけでも、不安が整理できますよ。

出発前の最終チェック

  • 乗り換えが少ないルートになっている
  • 歩行距離が長い観光を入れていない
  • トイレと休憩の見通しが立っている
  • 宿で過ごす余白時間が確保できている
  • マイナンバーカード・お薬手帳・常備薬がすぐ出せる
  • 近くの病院や連絡先をメモしている
  • 体調が悪い日は“削る予定”が決まっている

不安がゼロになる旅なんて、たぶん誰にも無いです。でも、不安を小さくする設計はできます。
あなたのペースで、安心感を優先して、また行きたくなる旅を作っていきましょう。

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